コロナ禍で加速したリモートワークですが、オフィス出勤に戻るケースも増えてきました。今回は職場でより快適に過ごすアイデアをシェアしています。
- なんとなく会社にいきたくない
- 会社の人間関係で悩んでいる
- 仕事に行きたくないときのモチベーションを上げる方法知りたい
- 会社に行きたくなる方法を知りたい
そんな人向けの記事です。すぐに試せるアイデアばかりなので職場でより快適に過ごせる方法を実践してみてください。
物理的に居心地のいい環境をととのえる
日本人の平均睡眠時間は、7時間12分。多くの人にとっては働く時間の方が睡眠時間より長いということになります。長時間過ごすことになるオフィスでの心地よさを追求し、気分も上がる環境を整えてみてはいかがでしょうか。職場で、できる限り快適にリラックスして過ごせるようにしましょう。
- 体にへの負担を軽減する低反発クッションをひく
- お気に入りのブルーライトカット眼鏡を使う
- 机に観葉植物をおく
- 癒される動物の写真を置く
など自分が少しでもリラックスできて心地よい空間をつくってみましょう。
ポジティブなことに集中する
たとえそれが自分の席の窓から見える素敵な景色など小さなことであってもOKです。職場でテンションを上げてくれるものを見つけてください。自分のマインドは自分で決めるものです。ポジティブなマインドでいれば、仕事はもっと楽しくなります。
「香り」の助けを借りてポジティブになる
ポジティブになる方法として簡単な手法をもうひとつ。「香り」をかぐことです。
例えば、ラベンダーの香り。山梨県立大学の研究によると、休憩時間にラベンダーの香りを嗅ぐと、仕事への集中力が高まり、ポジティブな効果があることが分かっています。
ストレスの多い1日を過ごしているときや、リラックスしたいときには、ラベンダーの香りがおすすめです。
リラックスできる「呼吸法」を取り入れる
呼吸は細胞に酸素を供給し、私たちにエネルギーを与えてくれるものです。ストレスが溜まっている人は、自分でも気づかないうちに短く浅い呼吸をしていることが多いといわれています。このような呼吸は不安を増大させ、エネルギーを減少させます。 一方、深い呼吸は集中力を高め、心拍数を低下させるとともに、落ち着きを与えてくれます。ここではオフィスでもすぐにでき、リラックス効果をもたら簡単な複式呼吸法をご紹介します。
まず、口から息を吐ききってください(お腹がへこみます。へこまなかったら、手で軽く押して補助をしてもいいです)。
- 腹式呼吸で4秒で鼻からゆっくり息を吸う(へこんだお腹がでる)。
- 4秒息を止める(我慢は禁物、自分のペースに合わせてやりましょう)。
- 8秒かけて鼻からゆっくり息を吐く(息を吸うよりも倍時間をかける→お腹がへこむ)。
- これを1日5分やるだけで、心が安定してきます。
※食後は避けてください。長くやればいいというものではありません。引用元:https://www.city.yawata.kyoto.jp/0000000429.html
上司や同僚など「他人の行動」を変えようとしない
仕事に戻りたいのになかなか話をやめてくれないちょっと迷惑な同僚や、ちょっと威圧的な上司がいたとしても、彼らの行動を変えることはほぼ無理です。他者の行動などは、そもそも自分の努力ではどうにもならないものだからです。しかし、彼らに対する自分自身の対応を変えることは可能です。自分でコントロールできないことは意識から手放す努力をしましょう。なかなか難しいことですが、「自分の努力で変えられること」に目を向け、今できることにエネルギーを注ぎましょう。
価値観の似ている同僚をみつける
価値観が似ていたり同じ趣味を持つ同僚をみつけましょう。自分の気持ちや悩みを理解してくれる人にシェアすることは、ストレスを最小限に抑えるのに役立ちます。チャットでリアル中継する仲間がいれば憂鬱なミーティングも笑いになったりします。
十分な水分補給と健康的な食事を心がける
厚生労働省によると1日あたりに推奨される水の摂取量は、体重により多少異なるものの約2.5リットル※。
「体は食べたものでできている」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。
食べ物や飲み物をを口にするとき、脳が先に栄養を取り込み体の他の部分は残りの栄養を分け合うことになります。脳が喜ぶものを取り入れることをこころがけましょう。
例えば、サケ、マグロ、などの魚やチアシードなど、オメガ3脂肪酸の多く含まれる食品は気分を上げてくれたり、記憶力の向上に役立ちます。
体の調子がいい場合とそうでない場合は、モチベーションに大きな違いが現れます。水をたくさん飲み、健康的な食生活を心がけましょう。
※参照元:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/topics/bukyoku/kenkou/suido/nomou/index.html
タスク管理の方法を見直す
会社に行きたくない理由や、仕事が嫌な理由はタスクの内容でしょうか。
その場合、ToDoリストを作成し優先順位をきめたり、面倒に感じる大きなタスクを細かく分けてタスクを管理してみましょう。何かを達成すると、それがどんなに小さなタスクだったとしても、自信につながるものです。逆に、一見大変そうなタスクに圧倒されてしまうと、仕事への不満が高まり憂鬱な気分になります。自分が立てた目標やタスクを、少しずつでもきちんとこなすことが、満足感や自信、モチベーションの向上につながります。
自分へのご褒美を用意するー自分が幸せに感じることを把握しようー
仕事以外で気分が上がり、自分の心が元気になるご褒美を見つけましょう。仕事でもプライベートでも、もやもやしている状態ではエネルギーが持ちません。自分をまずは自分友人との食事、映画鑑賞、マッサージにいくなど自分の心がリラックスできることを探してリフレッシュしてみてください。何をご褒美にしていいかわからない人は、最近参加したヨガ哲学の授業(サントーシャ=足るを知る)で学んで共感した、「自分が幸せに感じることの見つけ方」を参考にしてみてください。
<自分が幸せに感じることの見つけ方>
3分間、時間を決めて朝から今まで幸せに感じたことを箇条書きにしたり思い浮かべたりします。「今日は晴れてよかったな」「飲みたいときに水が飲めるって幸せだな」など小さなことでOKです。最初は数個しか思い浮かばなくてもなれてくると3分間で数十個うかんでくるようになります。これを毎日行っていると小さな幸せに気づきやすくなったり、自分が何に幸せを感じやすいのかわかるようになってきます。例えば、天気など自然のものに幸せを感じやすい傾向にあることが分かったなら、メンタルが弱ってきたときに自然が豊富なところに行けば幸福感にみたされ、エネルギーがチャージされるでしょう。ちなみに寝る直前このトレーニングを行うと穏やかで満たされた感覚で眠りにつけますよ。
物理的なものは所有した瞬間は心が躍るかもしれませんがなかなか持続しないものです。自分がなにに幸福を感じやすいのか何をしたときに幸せなのかを把握すると、自分のメンタルケアをしやすくなります。
まとめ
いかがでしたか。すぐにでも取り入れることのできるオフィスを快適にするアイデア9選でした。座り心地のいいクッションや香りを利用したり呼吸を整えたり、ランチに魚を食選んでみる…。できそうなことからチャレンジしてみてくださいね。